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ポリエステルの着物のクリーニング料金は?格安な着物クリーニングが狙い目⁉

ちょっとデリケートな素材のものでも、洋服なら自宅で手洗いできるでしょう。

しかし着物は自分でお手入れするのが大変ですよね。

ポリエステルの素材の着物は自宅で手洗いすることが可能ですが、クリーニングに出したほうが安心という方も多いはず。

でも、正絹でもポリエステルでも同じクリーニングの値段のケースが多いので、ポリエステル着物をクリーニングする時はちょっと損をした気持ちになってしまいます。

そこで今回の記事ではポリエステルの着物クリーニングを適正価格で利用する方法を考えたいと思います。

ポリエステルの着物をクリーニングに出す時には、安い着物クリーニング店を選びたいですね。

安い着物クリーニング店を賢く選ぶ方法や注意点、さらにポリエステルの着物クリーニングにおすすめの3社もお伝えしたいと思います。

着物クリーニングはちょっと億劫…という方も、今回ご紹介する内容を参考にしていただくと、気軽に利用できるでしょう。

ポリエステルの着物クリーニングを適正価格で利用したい

着物の生地は正絹が一般的ですが、気軽に購入できるポリエステルの生地の着物も人気を集めています。

正絹の着物はクリーニングに出す必要がありますが、ポリエステルの着物は自宅で手洗いできるところも魅力。

しかし、実際に洗おうと思っても「型崩れが心配」「自分では取れないシミがある」などの理由から、クリーニングに出す方もいます。

ところが、一般的である正絹の着物クリーニングとは違い、ポリエステルの着物クリーニングには以下のような疑問が生まれるでしょう。

ポリエステルの着物はクリーニングに出していい?

ポリエステルの着物は、基本的に自宅で手洗いOKの表示が書かれています。

そのため、「クリーニングに出していい?」「自分で洗うべき?」という方も多いでしょう。

ポリエステルの着物クリーニングは、値段に関する問題より前に、そもそもクリーニングに出すべきかという問題から考えておきたいです。

無駄にお金をかけてクリーニングをしてしまうのは避けたいですね。

ポリエステルの着物のクリーニング料金の相場は?

また、ポリエステルの着物をクリーニングに出すと決めた場合は、適正価格のお店にお願いしたいですよね。

ただし、着物クリーニングの場合、ポリエステルであっても洗い方や料金にバラつきがあるため「結局いくらかかるの?」と思う方が多いでしょう。

ポリエステルの着物をクリーニングする時には、どれくらいの値段がかかるのが相場なのでしょうか。

 

ポリエステルの着物をクリーニングにお願いしたいと思っても、このような疑問があるとどのお店を利用すれば良いのかわかりません。

次の章からは、このような問題をスッキリ解消してポリエステルの着物クリーニングをお得に利用する方法を考えていきたいと思います。

ポリエステルの着物のクリーニングをお得に利用する4つのポイント

ポリエステルの着物クリーニングを適正価格でお得に利用するためには、どうすれば良いのでしょうか。

まず「そもそもポリエステルの着物はクリーニングすべきか」について考える必要があるでしょう。

もしクリーニングは必要ないと思う場合は、無理にクリーニングを利用する必要はありません。

これが一番クリーニング代を節約できる方法と言えますね。

次に、ポリエステルの着物クリーニングの相場を知っておくことが大事です。

さらに、追加料金や送料なども含め、トータルでいくらになるか考えると良いでしょう。

1つずつ詳しくご説明します。

①そもそもポリエステルの着物をクリーニングすべきか考える

正絹の着物は自分で手洗いすることができないため、プロにドライクリーニングをしてもらう必要があります。

しかし、ポリエステルの着物のほとんどは「手洗いOK」の表示がついているでしょう。

クリーニングに出さなくても自分で手洗いすることが可能です。

そのため、「そもそもポリエステルの着物はクリーニングに出すべき?」と思うでしょう。

自分でお手入れしたいという場合は、もちろん手洗いすると良いです。

しかし、以下のようなケースではクリーニングに出したほうが賢明と言えます。

大切な着物なので型崩れしないようにしたい

  • 手洗いではとれないシミがある
  • 箔がひいてある
  • 絹糸が使われている
  • 洗濯表示に手洗い不可とある

ポリエステルの素材であっても自分で洗うと型崩れする可能性はあります。

自分で洗って失敗するのは困るという方は、プロにお願いするのが良いですね。

また、自分では取れないようなシミがある場合も無理に取ろうとせずにクリーニングに出したほうが安心です。

また、箔がひいてある着物は、ポリエステルの素材であっても箔が剥がれる心配があるので、手洗いはおすすめしません。

同様に、絹糸が使われているポリエステルの素材の着物もクリーニングに出した方が良いでしょう。

手洗いする縮んでしまう可能性があります。

このような手洗いに向いてない着物の場合は、ポリエステルの素材であっても洗濯表示に手洗い不可と書いてあるのでチェックしましょう。

このように、ポリエステルの着物でもクリーニングに出すべきケースは多いですね。

ポリエステルの着物をクリーニングに出すメリットデメリットは、こちらに記事「着物クリーニングにポリエステル着物を出すメリットデメリット」でも詳しくお話したいと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

②ポリエステルの着物のクリーニング料金の相場を知る

ポリエステルの着物は必要に応じてクリーニングする必要があります。

費用を節約するために手洗いすると後悔するかもしれませんのでご注意ください。

「ポリエステルの着物はクリーニングしてもらえる?」と不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、ほとんどの着物クリーニング店では正絹と同じようにポリエステルの着物にも対応していますので安心してくださいね。

しかしながら、ポリエステルであっても着物クリーニングは特殊な技術や洗浄液などが必要になるため、正絹の着物と同じクリーニング料金であるケースが多いです。

そのため、しっかり相場を知り、できるだけリーズナブルなクリーニング店を選ぶことをおすすめします。

まずは着物のクリーニングの相場をご覧ください。

着物類 丸洗い料金目安 洗い張り料金目安
振袖 7,000~13,000円 16,000~20,000円
留袖 7,000~13,000円 18,000~20,000円
訪問着 6,000~10,000円 14,000~20,000円
羽織 3,000~6,000円 12,000~15,000円
長襦袢 2,000~4,500円 8,000~10,000円
名古屋帯 2,000~5,500円 5,000~7,000円

このような値段は、ポリエステルの着物に特化したものではなく、正絹など着物全般的なものになります。

当サイトが信頼度の高い着物クリーニング業者10社以上をリサーチして算出した金額なので参考になると思います。

しかし、もっと激安店や高級志向の高いお店もありますので、目安として見てくださいね。

このようなポリエステル着物クリーニングの相場について、もっと深掘りするために「丸洗いと洗い張りの値段について」「値段の高低差が大きい理由について」ご説明したいと思います。

丸洗いと洗い張りの料金に違いについて

上表にあるように、着物の洗い方は「丸洗い」と「洗い張り」があり、値段が大きく異なります。

ポリエステルの着物をクリーニングする時には、この違いを把握しておくことが大事です。

丸洗いとは、その名の通り着物を丸洗いする洗い方で、洋服のドライクリーニングと同じようなものです。

油脂汚れが落ちやすい石油系の洗剤を使うため、ファンデーションや口紅、皮脂などの油脂による汚れが取れやすい特徴があります。

基本的に着物クリーニングではこの丸洗いが行われるのですが、洗い張りを行う場合もあります。

洗い張りとは昔ながらの洗浄方法です。着物を一度ほどいて1枚の布にして水洗いするのが特徴です。

すみずみまできれに洗えるメリットがあり、お茶やコーヒーなどの水溶性の汚れなどに強い特徴もあります。

しかし、着物をほどいて反物の状態にしてから手作業で洗うという手間のかかる作業になるため、ポリエステル、正絹などの素材に関係なく値段が高くなるのです。

また、洗い張りは反物の状態で戻ってくるものなので、着物の状態にしてほしい場合は別途「仕立て料金」がかかることになります。

ポリエステルの着物の場合は、洗い張りではなく、自宅で水洗いすることをおすすめします。

洗い張りのクリーニング方法に関する情報は、こちらの記事「着物クリーニングの洗い張りを解説」でも詳しくお話しますので、ぜひご覧ください。

料金の高低差が大きい理由について

次に、着物クリーニング相場の高低差が大きい理由についてご説明したいと思います。

上表にあるように、例えば振袖の丸洗いの金額は7,000~13,000円と大きな差がありますよね。

どうしてこのような差が生じるのでしょうか。

その理由は大きく2つの理由があります。

1つ目は、純粋に品質の高いクリーニング店はクリーニング料金が高いということです。

熟練の職人が1枚1枚、高品質な洗浄液等で洗いあげているお店は、高いコストがかかるため当然値段も高くなるでしょう。

2つ目は、自社工場ではなく他社工場に委託しているため、その手数料が上乗せされて値段が高くなっているケースです。

着物専門のクリーニング店ではなく、呉服店や洋服専門のクリーニング店の場合は、着物のクリーニングは他社工場で行うため、料金は割高になる傾向にあります。

ポリエステルの着物をクリーニングに出す時には、前者のような高級志向のクリーニング店に出す必要はあまりないでしょう。

デリケートな素材ではないので、一定のレベルを保っている業者であれば問題なく洗ってもらえます。

ただし、後者の委託型のクリーニング店は避けたほうが良いですね。自社工場で低価格でクリーニングしてくれる着物専門のクリーニング店を選ぶことをおすすめします。

③ポリエステルの着物のクリーニング料金をトータル的に考える

ポリエステルの着物をクリーニングする際には、丸洗いの相場だけではなく、トータルの料金を考えることが大事です。

着物クリーニングでは、基本の丸洗いをするだけではなく、特殊な汚れがあった場合には「しみ抜き」が必要になります。

ついたばかりのシミであればそれほど高い費用にはなりませんが、時間が経って変色しているシミや広範囲に及んでいるシミの場合は1万円以上かかることも少なくありません。

また、汗をかいた場合には「汗抜き」、カビが気になる場合は「カビ取り」などの特殊クリーニングも必要になるでしょう。

さらに、宅配クリーニングの場合には往復の送料がかかります。

全額お店負担、一部お店負担のケースもありますが、往復送料全てがお客様負担のケースも少なくありません。

クリーニングの値段は安くても、結局割高になるかもしれませんのでご注意ください。

④見積りを出してくれるクリーニング店を選ぶ

ポリエステルの着物であっても、正絹の着物と同じような「丸洗い」「洗い張り」の料金がかかること。さらに追加料金や送料などのトータル金額を知ることが大事であるとご説明してきました。

しかし「具体的にどれくらいかかるのかホームページの料金表を見てもわからない…」というケースが多いでしょう。

着物クリーニング業者にはしっかり料金表が記載されていますが、「シミの状態によって変わります」ということが多いです。

これは決して悪いことではありません。

着物1枚1枚をしっかり検品して、その着物の状態にあった作業を施すため、事前にわからないくて当然なのです。

「どんな着物でも1枚〇円!」という業者のほうがちょっと心配ですね。

そこで大事なことは、しっかり見積りを出してもらうことです。

比較的頑丈なポリエステルの着物であっても、実際にひどいシミの場合は値段が高くなるでしょう。

きちんと見積りを出してもらえれば「こんなに高いなら自分で頑張って手洗いしよう」と判断できるので安心ですね。

ポリエステルの着物クリーニングにおすすめ!格安が魅力の人気クリーニング3社

ここまで、ポリエステルの着物クリーニングを賢く利用するためのポイントをお伝えしてきました。

このような情報を参考にしていただくと、お得にポリエステルの着物クリーニングができるお店が見つかるでしょう。

しかし、いざ検索してみるとたくさんの着物クリーニングが出てきてわからない!という方も多いはず。

ここからは、そんな方に参考にしていただけるように、ポリエステル着物クリーニングにおすすめの3社をご紹介したいと思います。

ここまでご紹介してきた内容を踏まえて、以下4つのポイントをおさえて厳選しました。

  • 着物専門のクリーニング店
  • 着物丸洗いの値段がリーズナブル
  • 丸洗い・追加料金・送料のトータル費用がリーズナブル
  • 見積りを出してくれる

この4点や、その他のおすすめ要素などを交えながらご紹介していきましょう。

No.1:丸洗いだけの格安料金はポリエステル着物にぴったり!「きものtotonoe」

(画像出典:きものtotonoe)

ポリエステル着物
丸洗い料金(税込)
留袖5,830円、訪問着5,830円、羽織り3,960円、名古屋帯3,960円、襦袢3,960円
※匠の診断(検品)をつけると1,100円プラス
セット料金(税込) 丸洗い着物各種(7,920円)+長襦袢or帯(4,620円)+長襦袢or帯+匠診断(1,980円)で19,140円が14,850円
追加料金(税込) 汗抜き1,980円~ ※しみ抜きは検品による見積り
送料(税込) 往路はお客様負担、復路はお店負担
見積りの有無 あり

着物専門店のクリーニング工房である「きものtotonoe」は、全国の呉服店から多くの依頼を受けるほど高品質のクリーニングに定評があります。

年間6万点以上の着物クリーニングの実績もあり、評判が良いクリーニング店でもあります。

1枚1枚入念に検品し、汚れの状態や生地の状態に合わせたベストな処理を施すことで、きれいな状態に「ととのえる」ことをモットーとしています。

ポリエステルの着物クリーニングのお得ポイント

上表にあるように、着物丸洗い料金はとてもリーズナブルです。

シミなどの汚れをしっかり検品してもらいたい場合は「匠の診断」を追加料金でつける必要があります。

しかし「とりあえず丸洗いだけ」という場合は、とても安く利用すことができるので、ポリエステルの着物向きと言えますね。

また、オプションでしみ抜きをつけなくても、汚れがひどい箇所には専用の洗浄液で下洗いしてもらえるので、皮脂、化粧品などの油性の汚れがある程度きれいになるでしょう。

 

しっかり検品してもらい、特別なしみ抜きなどの処理をお願いする場合にはやや割高になりますが、丸洗いだけでOKならとてもリーズナブルです。

気軽にポリエステルの着物をお願いすることができるでしょう。

送料も片道負担だけなので安心ですね。

きものtotonoeについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事「きものtotonoeの口コミを徹底検証!」もぜひチェックしてくださいね。

No.2:送料がかかってもリーズナブル!「アライバ」

(画像出典:アライバ)

ポリエステル着物
丸洗い料金(税込)
丸洗い:1点(着物のみ)4,378円
セット料金(税込) 3点セット着物+帯+襦袢7,678円、4点セット着物+帯+襦袢+袴9,878円
追加料金(税込) 汗処理3,190円、カビ取り10,890円、ほつれ処理990円
送料(税込) 往復お客様負担
見積りの有無 あり

着物専門のクリーニングとして創業55年の実績ある老舗「アライバ」。

専門店ならではの高い技術を追求しつつも、低価格を実現しているところが魅力です。

年間に扱う枚数は20万枚ということで、人気の高い着物クリーニングの1つです。

ポリエステルの着物クリーニングのお得ポイント

アライバの魅力は、丸洗い1点の安さにあります。

往復の送料はかかりますが、それでも非常にリーズナブルと言えるでしょう。

追加料金は上表のように高いですが、シンプルに丸洗いだけで良い場合は、気軽に利用できる金額ですね。

また、丸洗いと行っても、はじめに衿・袖口・袖などの落ちにくい汚れがあるところを部分洗いしてから洗うので、ちょっとした汚れはきれいになるでしょう。

それでも落ちない汚れがあった場合でも、しっかり見積りを出してもらえるので安心ですよ。

また、着物・帯・襦袢・袴のセット料金もお得に設定されていますので、複数のアイテムをクリーニングしたい方にもおすすめです。

 

ひどい汚れがある場合は、汗処理、カビ取りなどのオプション料金がかかるので割高にはなりますが、丸洗いだけなら非常に安いです。

セット料金のお得さも魅力なので、当サイトおすすめに選んでいます。

アライバの着物クリーニングはどれほどレベルが高いのか知りたい方は、こちらの記事「アライバのメリットデメリット」をチェックしてくださいね。

No.3:汗抜きも標準仕様なのが嬉しい!「着物 わ蔵」

(画像出典:着物 わ蔵)

ポリエステル着物
丸洗い料金(税込)
丸洗い:色留袖8,800円、留袖8,800円
セット料金(税込) なし
追加料金(税込) 軽度のシミ4,400円~、変色したシミ11,000円~
送料(税込) 往路はお店負担、復路はお客様負担※1万円以上で送料無料
見積りの有無 あり

丸洗い料金に「汗抜き」「保管サービス」「宅配キット」が含まれるお得な着物クリーニング「着物わ蔵」。
年間14,000点もの着物に対応している実績と人気のある着物クリーニングでもあります。

ポリエステルの着物クリーニングのお得ポイント

丸洗いの料金に汗抜きの料金も含まれているので、ポリエステルの着物をスッキリ洗いあげることができます。

汗をかいたから汗処理もしてほしいけれど、ポリエステルの着物クリーニングにあまりお金はかけたくない…という場合は、着物わ蔵を検討すると良いでしょう。

送料も1万円以上なら無料になるので、2枚以上利用するならお得ですね。

また、上表のように変色したシミの場合は高額の追加料金がかかりますが、事前にきちんと見積りが出ますのでご安心ください。

丸洗い料金は、きものtotonoe、アライバよりも高いですが、送料無料になること、汗抜きが含まれていると考えると、かなり安いと言えます。

保管サービスも含まれているので、着物を着た後に一定期間保管してほしいという方にもおすすめです。

着物わ蔵についてもっと詳しい内容を知りたい方は、こちらの記事「着物わ蔵のメリットデメリットを解説」もチェックしてくださいね。

ポリエステルの着物のクリーニングは気軽に利用できるリーズナブルなお店を選ぼう

今回は、ポリエステル素材の着物をクリーニングする場合の値段について解説してきました。

ポリエステルの着物は自分で手洗いすることもできますが、よりきれいに保管したい場合はクリーニングに出しましょう。

しかし、正絹の着物と同じクリーニング料金がかかることが多いので、できるだけリーズナブルなクリーニング店を利用したいですね。

丸洗いの料金が相場より安いこと、送料や追加料金についても考慮して選びましょう。

また、勝手に高いしみ抜きなどを追加されることがないように、しっかり見積りを出してくれることもポイントです。

今回ご紹介した3社は、質の高い着物専門のクリーニング店でありながら、丸洗いの金額がリーズナブルなのでポリエステル着物におすすめです。